
ウルルの地域は夏の季節が到来しています。最近では日中の気温が40度近くまで上がる日も出て来たようですよ!これから12月~2月をピークに、3月末までは気温が40度を超える酷暑となる日が増えてきます。
脱水症状や熱中症に注意!
この時期は、脱水症状や熱中症になるお客さまが続出しているようです。自分は大丈夫!と思っていてもいつもとは異なる環境で意外と体が疲れていたり緊張していたり、気づかないうちに脱水症状になってしまう可能性があります!頭痛やめまいが一般的な症状ですが、深刻な場合は死亡に至る危険性も。。。
■脱水症状/熱中症■
- 夏季(11月~3月)は、日中の平均気温が30度以上、12月~2月をピークに、日によっては最高気温40度を超えることも多くあります。
- ピッタリとした長袖や重ね着は要注意!こうした服装は脱水症状をさらに増進させますので、通気性のよい服装をご準備ください。黒は日光を吸収するので、白や明るい色の服がおすすめです。
- ツアー参加の際はお子様を含め一人1リットル以上の飲料水が必要です。最高気温が36度を超える場合、国立公園当局の指導により、ガイドさんがツアー出発の際、一人一人1リットル以上の飲料水をお持ちかどうか確認しています。リゾートの水道水は飲料可能ですので、飲み終わったペットボトルは捨てずに、飲み水を補給するボトルとして利用してくださいね!
- トイレを気にしてお水を飲まないのは危険です。一瞬めまいがして石につまずき転倒する方が多いそうです。日頃よりしっかりと水分補給をして、体調を整えてウルルやカタジュタの散策にはいどみましょう。
- カタジュタの散策路は影となる場所がほとんどありません。前日からの疲れも相まって、脱水症状を起こしやすくなります。ツアーでの散策の際は、決して無理をせず、少しでも体の不調を感じた場合にはガイドさんへお申し出ください。
■僻地では十分な医療スタッフや設備が整っていません■
- エアーズロックリゾートには小さな診療所が一軒のみ、また医療設備やスタッフが充実した場所ではありません。対応できる医療処置も非常に限られております。大きな都市のようにすぐに救急車が手配できる場所ではありません。リゾートの診療所からウルルまでは約30分、カタジュタですと約45分以上離れており、また国立公園内は電波が通じない箇所も多くあります。
- また、診療所にはレントゲン設備がないため、転倒による骨折や脊椎の損傷の可能性がある場合、フライング・ドクター・サービスによりアリススプリングスにある病院へ搬送されます。その場合、ツアー本体から離団しなくてはならず、その諸費用は100万円以上にのぼります。
- 以上のように、ウルルでは脱水症状・熱中症を予防する為に細心の注意が必要となります。また、ツアーには海外旅行保険には必ず加入してご参加ください!
